投稿作品sanuki story project
39鉢合わせ
香川県 匿名希望さん
驚いた話 その他
私の家は、玄関先に小さな庭があり、その先にささら戸の付いた門が、道路より少し下がったところにあります。ある夏の朝、私は、新聞を取りに行こうと、門のささら戸に近づいた時でした。外から、1メートル程の長さの茶色い蛇が、するするとささら戸に向かって来ているではありませんか。「わあ、おい、蛇、わー」と、私は、ささら戸を開けようとしていた手を、思わず外すと共に、飛び上がって、後退りしました。すると、私の声に驚いたのか、蛇もびっくりして、慌てて、急にUターンして、ものすごい勢いで、もと来た道を逆戻りして、道路側溝の水路に消えて行きました。蛇も、玄関で恐ろしい物体(私)に出くわして、びっくりして逃げて行ったのです。
これも、ある年のある日のことでした。私の家には、昔から、どこかに蛇が住んでいますが、家の中にある側溝の上から、何気なく下を見ていると、側溝の中を、同じく1メートル程の長さの茶色い蛇がするすると這っていました。(おい、蛇だ。)と思った時、何と、その蛇の後ろから、長さ8センチ程でしょうか、ミミズ程の大きさの2匹の子供の蛇がするすると付いて行っているではありませんか。カルガモの親子であれば、微笑ましいといえるかもしれませんが、(蛇では?)と、思いましたが、それでも、(さすが親子だなあ。)と、蛇が嫌いな私ですが、何故か微妙に感動しました。
これも、ある年のある日のことでした。私の家には、昔から、どこかに蛇が住んでいますが、家の中にある側溝の上から、何気なく下を見ていると、側溝の中を、同じく1メートル程の長さの茶色い蛇がするすると這っていました。(おい、蛇だ。)と思った時、何と、その蛇の後ろから、長さ8センチ程でしょうか、ミミズ程の大きさの2匹の子供の蛇がするすると付いて行っているではありませんか。カルガモの親子であれば、微笑ましいといえるかもしれませんが、(蛇では?)と、思いましたが、それでも、(さすが親子だなあ。)と、蛇が嫌いな私ですが、何故か微妙に感動しました。