投稿作品sanuki story project
144取材あるある
香川県 ろんぱちさん
笑える話
香川では自主制作映画の撮影が盛んです。そしてその様子はローカルのテレビ局やラジオの取材を受けることが多いのですが、、、
数年前のことです、クランクイン当日に地元のケーブルテレビさんが取材にきてくださいました。
大きな三脚とビデオ機器を両手で抱え たどたどしく挨拶をしてくれたその女性は ひと目で新卒、新人とわかる小柄なカメラマン兼記者さんでした。
ローカル番組の小さな枠のニュース映像の撮影とかはこうして一人で全部こなさなければイケない事が多いようです。
撮影も一段落したころ、
「それでは監督に少しお話を、、、」
と切り出され カメラのセッティングが始まりました。
(え?ここでいいの?)
内心少し気になりながら 指定された場所に立ちます。
きっと 撮影の邪魔になってはイケないと思ったのでしょう。カメラのレンズは あまり見栄えのしない暗い部屋の隅の方向を狙っていました。
「それでは作品の見所を!」
キューもとらずにマイクを向けられながら5分ほどのインタビューを受けます。
(あれ?タリーランプが点いてない?)
ビデオカメラの撮影ボタンを押すと赤く光るはずのランプが消えたままです。
「ありがとうございました!」
「いや、えっと、、一応確認した方がイイですよ。」
「あ、そうですね。ちょっと待って下さい。。。。 あれ?撮れてない!なんで?」
軽くパニックを起こしている彼女に
「イヤ よくあることなんで、、う~ん、チョットこっちに立ってみてもらえます?」
彼女を被写体にカメラのアングルを決めて諸々セッティング、完全に立場が逆転しています。
おもわず
「はい、それでは本番行きますね!ヨーイ!」
って言いそうになっちゃいました。
あれからもう2年、彼女も今はベテランさんとして我張ってるんだろうなぁ、また取材に来てくださいね新作の撮影現場でお待ちしています。
※ベタなネタですが 実話です。(*^^*)
数年前のことです、クランクイン当日に地元のケーブルテレビさんが取材にきてくださいました。
大きな三脚とビデオ機器を両手で抱え たどたどしく挨拶をしてくれたその女性は ひと目で新卒、新人とわかる小柄なカメラマン兼記者さんでした。
ローカル番組の小さな枠のニュース映像の撮影とかはこうして一人で全部こなさなければイケない事が多いようです。
撮影も一段落したころ、
「それでは監督に少しお話を、、、」
と切り出され カメラのセッティングが始まりました。
(え?ここでいいの?)
内心少し気になりながら 指定された場所に立ちます。
きっと 撮影の邪魔になってはイケないと思ったのでしょう。カメラのレンズは あまり見栄えのしない暗い部屋の隅の方向を狙っていました。
「それでは作品の見所を!」
キューもとらずにマイクを向けられながら5分ほどのインタビューを受けます。
(あれ?タリーランプが点いてない?)
ビデオカメラの撮影ボタンを押すと赤く光るはずのランプが消えたままです。
「ありがとうございました!」
「いや、えっと、、一応確認した方がイイですよ。」
「あ、そうですね。ちょっと待って下さい。。。。 あれ?撮れてない!なんで?」
軽くパニックを起こしている彼女に
「イヤ よくあることなんで、、う~ん、チョットこっちに立ってみてもらえます?」
彼女を被写体にカメラのアングルを決めて諸々セッティング、完全に立場が逆転しています。
おもわず
「はい、それでは本番行きますね!ヨーイ!」
って言いそうになっちゃいました。
あれからもう2年、彼女も今はベテランさんとして我張ってるんだろうなぁ、また取材に来てくださいね新作の撮影現場でお待ちしています。
※ベタなネタですが 実話です。(*^^*)