sanuki story project

93今も思い出す不思議な体験 大阪府  せいじ561さん
不思議な話 子ども時代
私は、讃岐生まれ(綾歌郡綾上町)の60歳の男性です。
私の生まれた田舎には、近くにお寺がありました。
あれは、小学校にいくかいかないかの年だったと思います。
お寺は、格好の遊び場で、色々な遊びがありますが、鐘つき堂での遊びです。
鐘つき堂は、上からみると一辺が3メートル位の四角形で、屋根と梵鐘を支える柱が四隅にあり、柱と柱を板がつないでいました。
鬼役の子が鐘つき堂の中にいて、鬼以外の子が柱と柱をつなぐ外にいて、鬼に触られたらその子が鬼になってという風に遊びます。
鐘つき堂は、3辺は地面に接していて落ちても、1メートル前後ですのでたいした事もありませんが、一辺は寺の階段に面していて
石の階段で硬いというのもありますが、場合によっては2メートル以上も落ちることになりますので、大怪我するかもしれません。
子供の頃は、無邪気でそんな危険があるという事も考えずに遊んでいました。
その日も、近所の友達とお寺で遊んでいました。そんなある日、その日もお堂で遊んでいました。
その時に、不思議な体験をしました。
私は、鬼に追われて逃げていたのです。
中の鬼役の子が手を伸ばして、私が後ろへ身をそらした瞬間ふわっと体が浮き、身体が平行になったのを感じました。今も、その時の感触が残っています。
その瞬間何が起こったのか?判りません。
次の瞬間、私は階段の下にいました。
怪我もありません。
何があったのか?
鬼に追われて身体をそらし、石の階段の方に落ちたのです。
落ちた高低差も2メートルくらいはあるでしょうから、軽くて打撲や骨折、頭等を打てば大変な事故になっていたと思います。
その頃階段の手すりとして木がありましたが、その手すりにちょうど背中が当たりクッション代わりになって下に落ちたのです。
落ちたところも、階段の下ですが中央部分は石が敷き詰められていますが、その外は土になっていました。
そこに落ちて、何事もなかったのです。
その後に、その場所にいったのですが、背中に木がクッション代わりになるようにしようと思っても、まずはできないと思います。
端的には、後ろに飛びすぎてもいけませんし、飛ぶ距離がすくないとそれもだめで、なおかつ身体が水平になるという確立はわずかでしょう。
事実は小説より奇なり、それが現実に起こったのです。