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令和4年度「映画ゼミナール」ダイジェスト映像

令和4年度も3回シリーズで開催された「映画ゼミナール」。
今回も帰来 雅基氏を案内役として、映画関係者をゲストに招き、映画の魅力や楽しみ方、鑑賞のツボをわかりやすく紹介しました。講座の様子を各回約20分間に編集したダイジェスト映像をお楽しみください。

映画ナビゲーター 帰来きらい雅基まさき プロフィール

高松市生まれ。中学時代から鑑賞した映画は数千本にのぼる。自分の眼で見て自分の感性を確かめた映画の面白さ、素晴らしさを、多くの人たちに伝える事に喜びを感じる根っからの映画好き。28年目に入ったエフエム香川「勝手にシネマニア」をはじめ、ラジオや新聞、映画関連イベントや講演などで映画の面白さと素晴らしさを発信している。キネマ旬報「映画検定1級」保持者。四国学院大学非常勤講師・かがわ長寿大学講師。

10/9実施
「映像美術の役目」〜らしさを作る面白さ〜

美術監督 梅田正則 プロフィール

新潟県出身。子供の頃より映画好きだった。テレビの世界に入り、映画に負けない”こだわりの美術” をめざしてきた。
主な作品:「北の国から」”84夏〜2002遺言”「踊る大捜査線」テレビ・映画全作品「ロングバケーション」「ラブジェネレーション」「ライスカレー」「これから〜海辺の旅人たち〜」主演:高倉健 「その木戸を通って」監督:市川崑


10/16実施
「映画はスタイルだ」〜スタイリッシュな作品を作る監督たちに聞いたこだわり〜


© 撮影・加藤孝

コラムニスト・元雑誌編集者 十河進 プロフィール

高松市出身。中央大学フランス文学専攻を卒業後、株式会社玄光社に入社し、八ミリ専門誌「小型映画」編集部に配属される。その後、ビデオムービー専門誌「ビバ・ビデオ」編集長、広告専門誌「コマーシャル・フォト」副編集長、デジタルデザイン誌「デジタルグラフィ」編集長、カメラ誌「フォトテクニック」編集長などを経て、管理部門に異動し常務取締役。2014年に退任。 1999年よりメールマガジン「日刊デジタルクリエイターズ」に週一回、コラム「映画と夜と音楽と...」を連載。2006年末に七年分のコラムを二巻にまとめた「映画がなければ生きていけない1999-2002/2003-2006」(水曜社刊)を刊行。第25回日本冒険小説協会特別賞「最優秀映画コラム賞」を受賞。 大沢在昌氏と「ハードボイルドがなければ生きていけない」と題し「小説宝石」誌で対談したり、大沢在昌氏著「天使の爪」(角川文庫)、矢作俊彦氏著「マンハッタン・オプ3」(ソフトバンク文庫)、香納諒一氏著「梟の拳」(徳間文庫)の解説を書くなどハードボイルド・ミステリにも造詣が深く、2016年には自らも「キャパの遺言」で第62回江戸川乱歩賞候補となる。


10/23実施
「映画・映像を学ぶ若者たちへ」〜映画業界の現在と未来〜

映画監督・脚本家 大森一樹 プロフィール

大阪府出身。京都府立医大卒。高校時代から8ミリ映画を撮り始め、1977年、シナリオ「オレンジロード急行」で城戸賞受賞、翌年同映画化で劇場映画監督デビュー。以後、80年に自身の医学生時代を描いた「ヒポクラテスたち」(監督・脚本)、81年に村上春樹原作「風の歌を聴け」(監督・脚本)、88年には「恋する女たち」「トットチャンネル」(監督・脚本)で文部省芸術選奨新人賞受賞。89年から平成ゴジラシリーズを手がけ、「ゴジラVSビオランテ」「ゴジラVSキングギドラ」(監督・脚本)他脚本2本を執筆。他に、SMAP主演の「シュート!」(94・監督)「緊急呼出し~エマージェンシーコール」(95・監督・脚本)「わが心の銀河鉄道~宮沢賢治物語」(96・監督)、「悲しき天使」(06・監督・脚本)など30本近い作品がある。最新作の日本ベトナム合作映画「ベトナムの風に吹かれて」(15)は、ベトナムでも公開。また、近年日本映画の若手監督を数多く輩出している大阪芸術大学映像学科で、2006年より学科長を務め、若手映画人の育成に携る。日本映画監督協会理事(当時) 。

大森一樹監督は、令和4年11月12日にご逝去されました。
謹んでお悔やみ申し上げます。

過去のゼミナール