投稿作品sanuki story project
186「F」とアタシ
東京都 金子知香さん
不思議な話
毎年毎年、2月のバレンタインデーが近づくと、「饂飩」を連呼する謎の「おっさん」がいた。
そんな事とはつゆ知らず、ある作品を凝視していたアタシは3年前のある日、その「おっさん」が、凝視していた作品の作家と同一人物であることに気が付く。
きっかけはひょんなtwitterからだった。
その「おっさん」は来る日も来る日も事あるごとに異常なまでに、讃岐の「饂飩」についてつぶやいていた。
そして作品について語る時より「饂飩」について語るときの方が「愛」があり饒舌であり、かつ、讃岐饂飩情報網が長けていた。
興味をもってしまったアタシはそのおっさんのtwitterを鍵アカで過去
3年以上実は尾行し続けていた。
そして去年、とうとうその熱量の根源が何処にあるか探り当てたアタシも「饂飩」のところに通いはじめた。
そして辿り着いた場所。
それが、この「さぬき饂飩祭」。
その「おっさん」が会社員を務める会社もサポーターを務めていると知った以上、踊るしかなかろう、そう決意し、バスツアーに申し込んだのがつい今しがたである。
17番目の乗組員として。
このバスは20名しか乗れない。
残された椅子は後3席。
がしかし、私は車でも躍る。ソレがアタシ。
アタシが追尾し続けたツイッターから讃岐の饂飩屋の大半は脳裏に焼き付いており、すでに脳内で再生は終わっている。
なぜならその「おっさん」には讃岐うどん仲間がいて、すでに何回も讃岐をめぐる食べ歩きを繰り返していたからだ。
そのおっさんのフォロワー讃岐饂飩派の情報網もパナイ♪
この脳内の記憶の整合性を確かめるべく、アタシは今年「踊る大饂飩刑事」として乗り込むことをここに「表明」致します。
ちなみにアタシの名の1つは安藤。
建築家と同じです。(笑)
そんな事とはつゆ知らず、ある作品を凝視していたアタシは3年前のある日、その「おっさん」が、凝視していた作品の作家と同一人物であることに気が付く。
きっかけはひょんなtwitterからだった。
その「おっさん」は来る日も来る日も事あるごとに異常なまでに、讃岐の「饂飩」についてつぶやいていた。
そして作品について語る時より「饂飩」について語るときの方が「愛」があり饒舌であり、かつ、讃岐饂飩情報網が長けていた。
興味をもってしまったアタシはそのおっさんのtwitterを鍵アカで過去
3年以上実は尾行し続けていた。
そして去年、とうとうその熱量の根源が何処にあるか探り当てたアタシも「饂飩」のところに通いはじめた。
そして辿り着いた場所。
それが、この「さぬき饂飩祭」。
その「おっさん」が会社員を務める会社もサポーターを務めていると知った以上、踊るしかなかろう、そう決意し、バスツアーに申し込んだのがつい今しがたである。
17番目の乗組員として。
このバスは20名しか乗れない。
残された椅子は後3席。
がしかし、私は車でも躍る。ソレがアタシ。
アタシが追尾し続けたツイッターから讃岐の饂飩屋の大半は脳裏に焼き付いており、すでに脳内で再生は終わっている。
なぜならその「おっさん」には讃岐うどん仲間がいて、すでに何回も讃岐をめぐる食べ歩きを繰り返していたからだ。
そのおっさんのフォロワー讃岐饂飩派の情報網もパナイ♪
この脳内の記憶の整合性を確かめるべく、アタシは今年「踊る大饂飩刑事」として乗り込むことをここに「表明」致します。
ちなみにアタシの名の1つは安藤。
建築家と同じです。(笑)