sanuki story project

155「友人A君」 香川県  山下信也さん
笑える話
「友人A君」

高校時代からの友人A君は超の付くほどの天然で一緒にドライブに行った時、僕が「次の信号左曲がって」というとわかったと言いながら右折して、またしばらく走って「次右折なぁ〜」と言ったら、おう!と言いながら左折したり「お前はあべこべクリームか!」という事があったり。
ある時は、一緒に「さぬき映画祭」に行こうということになり、最初のプログラムが10時から始まるから9時30に僕の家集合となったのですが、9時30分になっても来ず、9時40分になっても来ないので電話したら「えっ!?夜の9時30分かと思ってた!」って。
「夜の10時からさぬき映画祭で何のプログラムが始まるんや!!」などなど、天然が過ぎるのですが、言い間違いもとにかく多く、A君がジブリの「風立ちぬ」を観に行ったと言うのでどうだった?と感想を聞くと「いや~面白かったでー!主人公がエロ戦作ってて…」僕「なんや?エロセンって?」A君「あっ、ごめんごめんゼロ戦や」と言いまた興奮気味に喋り続けると「エロ戦が、エロ戦が」と言い間違い続けるので「お前が見たんは何立ちぬじゃー!」と怒り狂いました。めでたしめでたし。