sanuki story project

84私の琴電失敗談 香川県  匿名希望さん
笑える話 子ども時代
私はとにかく電車の揺れに弱い。電車に乗ると100%寝てしまう。
通学で利用していた高校生の頃。
私のダメなところは、寝てしまうだけではなく、横揺れが激しいところもそうだった。

隣の女性が前かがみになった時、背中と背もたれの間に揺れた私の頭がスポッと。
痴漢にでもあったかのような女性の『やめて下さい』の声ではっとした。

隣の人の膝に頭を置いて寝てたこともあった。たまたま高校の同級生だったから運が良かった。俺じゃなきゃ怒られてるぞ!の一言。

クリスマスイブにはケーキを買ったものの、上の台に置くと忘れそうだったので膝の上に。絶対寝ちゃいけないと思いながらも、やっぱり寝てしまい。
揺れる私の一挙手一投足に乗り合わせていた皆さんがハラハラしながら見守ってくれてたみたいで。
あと一駅というところで。ドサッと。あ~という大きなため息で目が覚めた。

座ると寝るから、立っていよう!と思い、つり革を握って立っていたら、そのまま寝てしまい。ブレーキとともにつり革がぐるん!となった瞬間目を開けると、隣のサラリーマンとお見合い状態に。

とにかく琴電を見ると思い出す、今は笑い話みたいな思い出です。