report

さぬき映画祭2017を2月10日(金)〜12日(日)の3日間で開催しました!

今年のテーマ「語る、映画祭」にふさわしい、名画の解説付き上映会や行定勲監督が手がける熊本・菊池映画祭とコラボレーションした「真夜中の映画祭」など新しい企画も盛りだくさんの濃い3日間の開催となりました!

オープニング上映「家族はつらいよ2」特別先行上映!

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オープニングでは山田洋次監督の最新作「家族はつらいよ2」が全国初上映され、本広監督らとともに山田監督に登壇していただきました!本広監督がさぬき映画祭ディレクターに就任して今年で5回目ですが、なんと山田監督はそのうち3回参加されています。「さぬき映画祭は年々盛んになっていて、実にユニークな存在。日本の映画人にとって、嬉しいし心強い。」とおっしゃっていただき本広監督も満面の笑みで感謝しきりでした。

さぬき映画祭 × 熊本・菊池映画祭「真夜中の映画祭」

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さぬき映画祭では初となる深夜のイベントでしたが、会場はたくさんの観客で大盛況!イベントは2部構成となっており、1部では熊本県出身の行定勲監督が故郷の熊本で撮影した「うつくしいひと」を上映。図らずも震災前の熊本の美しい風景を映像に残すことになったが、今後続編製作で震災後の日常をたくさんの人に見てもらいたいと力強く語ってくれました。

名画を語る~解説付き上映会~「ダーティハリー」

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犬童一心監督とさぬき映画祭ではおなじみ「水曜どうでしょう」藤村・嬉野両ディレクターの3人で、名匠ドン・シーゲル監督の演出方法など分かりやすく解説。犬童監督は「『ダーティハリー』でシーゲル監督が行った映画演出は、イーストウッドが監督となって受け継ぎ、クリストファー・ノーラン監督「ダークナイト」などにも影響を及ぼした!」とシーゲル監督の素晴らしさを熱弁してくれました。

凱旋上映!「Anniversary アニバーサリー」

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さぬき映画祭をきっかけに始動したこの作品が、全国公開を実現しゲストのトータス松本さんと青木崇高さんと共に香川に戻ってきてくれました!アニバーサリーに関連するエピソードではトータスさんが「本広ファミリーがプライべートでは記念日(アニバーサリー)を祝わないらしいって聞いて、ええーウソーって!なった!」と明かし、本広監督から記念日廃止を勧められると「確かに毎回は面倒くさいかも...」と。それに対し、トータスさんの誕生日をいつもお祝いしている青木さんは「僕の気持ちは...」としょんぼりして見せ、息のあった爆笑トークで会場は大盛り上がりでした!

「お茶と着物と演劇」魅惑のコラボ演劇「お点前ちょうだいいたします」

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玉藻公園内にある披雲閣にて、お茶会を舞台に繰り広げる笑いありのお茶会演劇を上演しました。着物を着たいけど普段なかなか着る機会がない方や、お茶会は敷居が高いと思っている方に着物で気軽にお茶会を体験してもらいたいという願いから生まれたお芝居ということで、着物で来場いただいたお客様も普段とは違う空間を満喫いただけたようでした。上演のあとは、お客様にお茶とお菓子を楽しんでいただきました。

さぬきストーリー・プロジェクト上映会+「水曜どうでしょう×ゴリパラ見聞録」

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「水曜どうでしょう」と「ゴリパラ見聞録」の夢の共同企画、その名も「ゴリパラどうでしょう」と「水曜見聞録」のお披露目で、会場は拍手喝采!上映後、藤村ディレクターは「パラシュート部隊は素材が素晴らしいね!来年もぜひこの企画はやろう!」と来年も楽しみな展開となりました。

さぬきストーリー・プロジェクト「ショートムービー」コンペティション上映会

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2回目の開催となる「ショートムービー」コンペティションに今回もたくさんの応募をいただき、松本明子さん司会のもと32作品が上映されました。2017年グランプリに選ばれたのは、頃安監督の「中年よ、神話になーれ!」。原作ストーリーは頑張るはるかさんの「中年よ、神話になーれ!」でした。頃安監督、頑張るはるかさんにはそれぞれ賞金が贈られました。おめでとうございます!!
上位10作品の映像をご紹介

優秀企画上映作品「商店街を深夜、全速力で走る男」「Lemon & Letter」上映

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昨年の映像作品企画募集で映像化が決定した2作品が初上映され、優秀作品賞に「商店街を深夜、全速力で走る男」、映像特別賞に「Lemon&Letter」がそれぞれ輝きました!
上映会場にはたくさんのお客さんがつめ掛け、サテライト上映を行いましたが、それでも観られなかったお客さんが出たため、急遽追加上映を行うほどの大盛況でした!「商店街を深夜、全速力で走る男」「Lemon&Letter」それぞれのメンバーに中島貞夫審査委員長から、激励の言葉が贈られ、会場からの大きな拍手に包まれました。

ご来場いただいた皆様ありがとうございました!

レポートで紹介したもの以外にも「本広克行監督公認ガイドと行くUDONツアー」や、「人狼 ザ・ライブプレイングシアター」などたくさんのイベントや作品があり、ご来場いただいたお客様や関係者にとっても充実した10日間だったのではないでしょうか。
これからも、皆様に愛される映画祭を作り続けていきますので、どうぞさぬき映画祭をよろしくお願いします!

来年も待ってるツル♪