投稿作品sanuki story project

私が小学校四年生のときの話です。その頃、進研ゼミをしていて毎月、赤ペン先生を出す為にコンビニに自転車で切手を買いに行っていました。私は何時ものように、コンビニに行きながら、"あー、今日のご飯お肉かなぁー…"などと平和なことを考えていました。"そろそろコンビニに着くな"とふと意識を前に向けると看板が。もちろんぶつかるのです。そこまではよくある話なのですが、なんと顔面をぶつけた私は眼鏡を飛ばしながら後ろへ。自転車は看板の下を通って前へ。まるでひとりドリフ…。一瞬よくわからなかったのですが、ここまで可哀想な小学生を誰か助けてくれるとおもっていたら、周りはどうしたらいいのか分からないのか全く素通り。その後ひとりで眼鏡を拾い、曲がったのを直し、自転車を起こし何もなかったかのようにコンビニに行きました。もちろん顔面も痛いのですが、心も痛い…。いまだに家族にネタにされる私です。